中面のこびりつきにくいコーティング
ティファール(T-fal)の調理器具のフライパンやウォックパン、そしてソースパン等の鍋の中面(調理面)には、こびりつきにくく、耐久性が高い、ノンスティック・コーティングが施されています。
ノンスティック(NON-STICK)とは、「こびりつかない特殊加工」といったニュアンスの単語です。
フッ素樹脂加工の一種で、サファイア粒子、セラミック、チタンといった素材が使用されています。
耐久性・耐食性に優れ、キズや磨耗にも強く、コーティングが剥がれにくい工夫も凝らされています。
独自技術により、4〜6層のコーティングが施されています。
金属製の器具の使用について
ティファールのフライパンやウォックパンは、殆どのシリーズ製品において、金属ヘラ等を使用して調理してもOKだとされています。
しかし、強度・耐久力が担保されているからと言って、あまりワイルドに取り扱わないほうが良いのではないでしょうか。
ナイロン樹脂・シリコーン樹脂製の器具と比べると、金属製器具のほうが傷が付くリスクが高いのは確かでしょう。
気を付けるのに越した事はありませんよね。ちなみに私は、木製のしゃもじ、木製のさいばし等を使って調理しています。
インテンシウム(INTENSIUM)仕様のウォックパン(ディフューザル チェリー)の中面です。
サフィア粒子&セラミックベースを配合、キズや摩擦への強度をUPさせています。
ところで、「こびりつかない、焦げ付きにくいコーティング」としては、
アメリカのデュポン社のテフロン加工がよく知られています。
また、マーブルコート仕様のフライパン・ウォックパンも、幾多のメーカーから発売されています。
テフロン加工もマーブルコートも、ティファールの技術と同様、フッ素樹脂加工法の一種です。